kikukawa's diary

都内で活動するシステムエンジニアが書いてます。 興味を持った技術やハマったポイント、自分用メモをつけてます。 最近はweb中心

Ansible Galaxyでロールの管理 - Playbookの準備

Ansible Galaxyに登録するまでもない
もしくは登録できないようなものでも
Ansible Galaxyでロールを管理したかったので、
その手順を調べました。 今回はとりあえず、ロールを開発するためのPlaybookの準備です。

ロール開発時のPlaybook

最初、Playbookがない状態でどうやって、
ロールを開発していけばよいかとまどいました。
分かってみれば、簡単でダミーのPlaybookを作れば良かったです。

testsディレクトリを使って開発する

ひとつのロールを開発する場合は、testsディレクトリを使ったほうが
すぐに始められるので普段はそうしています。

Ansible Galaxyのinitコマンドを使うと、 testsディレクトリが作成されます。 中身にinventoryとtest.ymlがあるので、これをダミーのplaybookにします。

testsディレクトリが作成されるのはAnsibleのバージョンが2.0以降です。 2.0より前は、自分でダミーのplaybookを作成する必要があります。

tests/test.ymlに手を加える

そのままだと動かないのでちょっと編集します。
ロールのパスだけ直して上げればいいのですが、
最初はVagrant上でlocalhostを対象に実行することが多いので
connection: localも指定しています

@@ -1,5 +1,6 @@
 ---
 - hosts: localhost
+  connection: local
   remote_user: root
   roles:
-    - role-foo2
+    - ../../role-foo

実行してみる

実行してみて下記のようにできたら
あとは、ロールを開発していくだけです。

$ cd path/to/role
$ cd tests
$ ansible-playbook -i inventory test.yml

PLAY [localhost] ***************************************************************

TASK [setup] *******************************************************************
ok: [localhost]

PLAY RECAP *********************************************************************
localhost                  : ok=1    changed=0    unreachable=0    failed=0